第2回 精油の「成分分析表」って何?
~品質を知るための大切な一枚~
前回の記事では、「精油はどれでも同じ?私がPRANAROM精油・KENSO精油を選ぶ理由」についてお話ししました。
その中で何度も登場した言葉が、「成分分析表(GC/MS分析表)」です。
今回は、この成分分析表について、できるだけ分かりやすくご紹介したいと思います。
🌿 前回の記事はこちら
「精油はどれでも同じ?私がPRANAROM精油・KENSO精油を選ぶ理由」
一見すると難しそうな一枚の紙
こちらの写真をご覧ください。
数字やカタカナがたくさん並んでいて、「なんだか難しそう…」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
でも、この一枚の紙には、「この精油には、どんな成分が、どれくらい含まれているのか」という、とても大切な情報が記載されています。
私は、この成分分析表を確認しながら、お客様へ精油をご提案し、スクールでも受講生の皆さまへお伝えしています。
成分分析表には何が書かれているの?
成分分析表には、
- 精油の学名
- 蒸留部位
- 原産国
- 蒸留年月
- ロット番号
- 含まれている成分とその割合
などが記載されています。
植物は自然のものです。
同じ植物であっても、産地や気候、土壌、収穫時期、蒸留方法などによって、含まれる成分は少しずつ変化します。
だからこそ、「ラベンダー」という名前だけではなく、その精油の中身を知ることが大切なのです。
私たちが見ているのは「成分」です
成分分析表には、たくさんの成分名が並んでいます。
もちろん、お客様がそれらを覚える必要はありません。
私たちNARD JAPAN認定アロマ・インストラクターやアロマ・セラピストが確認しているのは、
「どの成分が、どれくらい含まれているのか」
ということです。
例えば、ラベンダー・アングスティフォリア精油には、リナロールや酢酸リナリルといった成分が多く含まれています。
こうした成分構成を知ることで、その精油の特徴を理解し、お客様のお悩みや目的に合わせてご提案することができます。
「ラベンダーだからリラックス」というイメージだけではなく、「どのような成分が含まれていて、その成分にはどのような特徴があるのか」という根拠を大切にしているのが、私たちが学んでいるアロマテラピーです。
NARD JAPANが大切にしていること
私が所属するNARD JAPANでは、「香りを楽しむこと」と同時に、「成分を理解して活用すること」を大切にしています。
香椎アロマスクール Gentilでも、PRANAROM精油・KENSO精油40種類を使用し、それぞれの植物の特徴だけでなく、成分についても学んでいきます。
成分を知ることは、難しい知識を身につけるためではありません。
植物をより深く理解し、安全に、そして目的に合わせてアロマテラピーを実践するためです。
だから私は、成分分析表が公開されている精油を選び、お客様へ安心してお届けしたいと考えています。
🌿「知っておきたい精油のこと」シリーズ
精油をもっと安心して暮らしに取り入れていただけるように、NARD JAPAN認定アロマ・インストラクターの視点から、少しずつ分かりやすくお伝えしています。
次回は、「同じラベンダー精油でも成分は違う?産地や環境が与える影響」についてご紹介します。
植物は自然のものだからこそ、知れば知るほど奥深い世界が広がっています。
