自然療法はアロマだけじゃない|子どもと使うフラワーレメディから気づいた、自分のこころ

自然療法と聞くと、何を思い浮かべますか?

アロマテラピー、ハーブ、クレイ……。

植物や自然の恵みを暮らしに取り入れる方法は、実はさまざまです。

私自身、アロマテラピーを中心に学び、仕事にしていますが、暮らしの中ではフラワーレメディも使っています。

そして、子どもたちと一緒に使うようになったことで、思いがけない気づきがありました。

それは、子どもたちのことを考えているつもりが、自分自身のこころにも目を向けるようになったことです。

今日は、そんな私の体験を交えながら、自然療法との付き合い方についてお話ししたいと思います。

フラワーレメディを使い始めたきっかけ

私が初めてバッチフラワーレメディのカウンセリングを受けたとき、自分に当てはまると感じたレメディは2種類でした。

当時は、自分自身のために使っていたフラワーレメディ。

その後、末っ子の保育園での様子について、園の先生から気になる行動が多いとお話をいただいたことをきっかけに、子どもにも使うようになりました。

すると、今度は次女も「私も使いたい!」と興味を持つように。

子どもたちそれぞれに個性があり、感じ方も違う。親として、子どもたちのこころの動きに目を向ける機会が増えました。

一方で、長女は絶賛反抗期!

「あなたにも使ってほしいなぁ」と思うのですが、そう簡単に親の思い通りには動いてくれません(笑)。

子どものためにと思っていても、本人の気持ちがあります。親がよいと思うことを、そのまま受け入れてくれるとは限らない。

そんな日常の中で、私はあることに気づき始めました。

子どもたちを通して、自分の感情が見えてきた

以前、初めてカウンセリングを受けたとき、自分に当てはまると感じたレメディは2種類でした。

ところが、子どもたちと一緒に使うようになり、日々の感情に目を向ける中で、自分にも必要かもしれないと感じるレメディの種類が増えてきたのです。

なぜだろう?

考えてみると、子どもたちの様子や言葉に反応する自分の気持ちを、以前よりも意識するようになったからかもしれません。

子どもにイライラする。

でも、どうしてイライラしているんだろう?

子どもの行動そのものが原因だと思っていたけれど、実は自分の中にも理由があるのではないか。

そんなふうに、自分の感情を少し立ち止まって考えるようになりました。

子どもたちを通して、自分のこころも見えてきた。

私にとって、それは大きな気づきでした。

イライラはいつもあります(笑)。でも、原因に目を向けられるようになった

ここまで書くと、なんだか穏やかな母親になったように聞こえるかもしれませんが……。

イライラは、いつもあります(笑)。

子どもたちに思い通りに動いてもらえず、イライラ。

家事も仕事も、やることがいっぱい。頑張りすぎて疲れ果てて、イライラ。

自分の気持ちをうまくコントロールできず、またイライラ。

同じイライラでも、その背景は違います。

以前は、ただ「イライラしている」という気持ちだけに意識が向いていたように思います。

でも今は、

「私は、どうしてこんなにイライラしているんだろう?」

「思い通りにならないことが嫌なのかな?」

「頑張りすぎて、もう余裕がなくなっているのかな?」

「本当は、どうしたかったんだろう?」

そんなふうに、イライラの原因に目を向けられるようになりました。

イライラしなくなったわけではありません。

でも、自分の感情の背景が少しずつ分かると、ただ感情に振り回されるのではなく、自分の状態を理解するきっかけになります。

そして、「もっと頑張らなきゃ」と思うのではなく、「ちょっと頑張りすぎているのかもしれない」と、自分を振り返ることもできるようになりました。

大切なのは、イライラしない自分になることだけではなく、イライラしている自分の気持ちにも目を向けてあげること。

これは、子育て中の私にとって、とても大切な気づきです。

フラワーレメディって何?

ここで、フラワーレメディについて少しご紹介します。

フラワーレメディは、花などの植物に由来するエッセンスを用い、感情やこころの状態に目を向けるアプローチです。

よく知られているもののひとつに、イギリスの医師エドワード・バッチが考案した「バッチフラワーレメディ」があります。

アロマテラピーが植物から得られる精油の香りや成分を活かす方法であるのに対し、フラワーレメディは、香りを楽しむことを目的とするものではありません。

私自身は、フラワーレメディを使う中で、自分が今どんな気持ちなのか、何に反応しているのかを振り返る機会が増えました。

ただし、フラワーレメディが感情や行動を改善する効果は、科学的に確立されているわけではありません。医療や心理的な支援の代わりとしてではなく、自分の気持ちを見つめるきっかけのひとつとして捉えています。

子どもに使う場合も、本人の気持ちや意思を大切にしながら、必要に応じて家族や専門家に相談することが大切です。

自然療法には、ほかにもいろいろな入り口がある

自然療法とひとことで言っても、その方法はさまざまです。

アロマテラピー|香りと精油を学ぶ

植物から得られる精油の特徴や成分、安全な使い方を知り、芳香浴やトリートメントなどに活かす方法です。

香りを楽しむだけでなく、精油の性質や身体への影響、安全性を学ぶことで、暮らしの中での活用方法が広がります。

ハーブ|植物を味わい、暮らしに取り入れる

ハーブティーを楽しんだり、植物を使ったクラフトを作ったり。

植物の色や香り、味わいを楽しみながら、それぞれの特徴や適切な使い方を知ることも、自然療法との付き合い方のひとつです。

クレイテラピー|大地の恵みに触れる

クレイは、粘土鉱物を主成分とする素材です。

種類や特徴、肌への使用方法、注意点を学びながら、クレイパックなどのケアに取り入れることができます。

フラワーレメディ|自分の感情に目を向ける

花のエッセンスを用いるフラワーレメディは、自分が今どんな気持ちでいるのか、どんな感情を抱えているのかを考えるきっかけにもなります。

今回お話しした私自身の体験も、子どもたちとの日常を通して、自分の感情に目を向けるようになったというものです。

どれかひとつだけが正解というわけではありません。

香りを楽しみたい日もあれば、ハーブティーをゆっくり味わいたい日もある。自然の素材に触れながら、自分のこころやからだに意識を向けたいときもあります。

大切なのは、それぞれの特徴を知り、自分に合った方法を考えること。そして、自然のものだから何でも安全と考えるのではなく、適切な使い方や注意点を知ることです。

自分のこころを知ることも、自分を大切にすること

家族のために何かをしてあげたい。

子どもたちに健やかに育ってほしい。

そう思う一方で、私たち自身も、毎日の生活の中でいろいろな感情を抱えています。

イライラすることもあるし、疲れてしまうこともある。思い通りにいかなくて、余裕がなくなることだってあります。

そんな自分を責めるばかりではなく、「どうして今、こんな気持ちになっているんだろう?」と立ち止まってみる。

私にとってフラワーレメディとの付き合いは、そんなふうに自分自身を見つめるきっかけにもなっています。

そして、植物や自然の恵みを暮らしに取り入れる方法は、アロマテラピーだけではありません。

ハーブ、クレイ、フラワーレメディ。それぞれに異なる特徴や楽しみ方があります。

自然療法を知ることは、自分や家族にとって心地よい暮らし方を考える、ひとつのきっかけになるかもしれません。

自然療法 salon & school Gentilでは、アロマテラピー、ハーブ、クレイなどを通して、植物や自然の恵みを暮らしに活かす方法をお伝えしています。

まずは楽しむことから。そして、もっと知りたくなったら学んでみること。

植物との出会いが、あなた自身や大切な人のこころとからだに目を向けるきっかけになればうれしいです。


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