私がアロマトリートメントで大切にしていること
身体を知ること。
香りを知ること。
そして、その人の毎日に寄り添うこと。
私、日髙美紀は、作業療法士として医療・福祉の現場に携わり、 現在は自然療法 salon & school Gentilで、 アロマテラピーをお伝えしながら、アロマトリートメントを行っています。
また、現役の産婦人科セラピストとして、 女性のこころとからだにも向き合っています。
私がアロマトリートメントをするとき、 大切にしていることがあります。
「気持ちいい」だけで終わらせない
アロマトリートメントには、 精油の香りに包まれながら、ゆったりとした時間を過ごす心地よさがあります。
もちろん、その「心地よさ」はとても大切です。
でも、私が目指しているのは、 「気持ちよかった」で終わるトリートメントではありません。
今、その方の身体はどんな状態なのか。
どこに負担がかかっているのか。
普段、どのように身体を使っているのか。
そして、こころは少し疲れていないだろうか。
そんなことを考えながら、 お一人おひとりの身体に触れています。
作業療法士として「身体」を見てきた経験
私は作業療法士として、病院や在宅、福祉の現場など、 さまざまな方の身体と生活に関わってきました。
作業療法士は、病気や身体の一部分だけを見る仕事ではありません。
その人が、 「どんな生活をしているのか」 「何を大切にしているのか」 「どうすれば、その人らしい毎日を送れるのか」
そんな視点から、その人の生活を支える仕事です。
その経験は、現在のアロマトリートメントにもつながっています。
人の身体には、たくさんの筋肉があります。
筋肉にはそれぞれ走行があり、 関節にはそれぞれの動きがあります。
身体は、一部分だけで動いているわけではありません。
例えば肩がつらいからといって、 肩だけを見ればいいとは限らない。
普段の姿勢や身体の使い方、 仕事や家事、育児などの生活背景まで含めて考える。
「身体を部分ではなく、ひとつのつながりとして見る」
それが、私が作業療法士として培ってきた視点です。
産婦人科領域で、女性の身体と向き合う
現在は、産婦人科領域にも関わるセラピストとして、 女性の身体の変化にも向き合っています。
女性の身体は、 月経周期、妊娠、出産、産後、更年期など、 ライフステージによって大きく変化していきます。
同じ「疲れている」という言葉でも、 その背景は一人ひとり違います。
だからこそ私は、 年齢や症状だけで決めつけるのではなく、その方自身を見ること を大切にしています。
アロマ・インストラクターとして「香り」を考える
私は、NARD JAPAN認定アロマ・インストラクターとして、 精油について学び、そしてお伝えする仕事もしています。
Gentilのアロマトリートメントでは、 約40種類の精油の中から、その日のカウンセリングをもとに、 必要と思われる芳香成分を考えながら精油を選びます。
4~6種類ほどの精油をブレンドしますが、 私が一方的に決めるわけではありません。
香りをご説明し、 実際に香りを確認していただきながら、 一緒に選んでいきます。
「今日、この香りが心地いい」
その感覚も、大切にしています。
私が一番大切にしているのは「ホームケア」
ここは、Gentilのアロマトリートメントを知っていただくうえで、 ぜひお伝えしたいことです。
私は、 サロンでトリートメントを受ける時間だけがケアだとは考えていません。
むしろ私が大切にしているのは、 サロンを出てからの毎日です。
サロンで過ごす時間は、たとえば90分。
でも、その方の生活は、その後もずっと続いていきます。
だからこそ、
「家に帰ってから、何ができるかな?」
「今の自分に必要なケアは何だろう?」
そんなことまで一緒に考えたいと思っています。
「Gentilに来ないと整えられない」ではなく
私が目指しているのは、
「Gentilに通わないと身体を整えられない」
という状態ではありません。
もちろん、疲れたときに誰かの手を借りることは大切です。
一人で頑張らなくてもいい。
サロンで身体をゆっくり休ませる時間も必要です。
でも、サロンを出たあとも、 自分自身の身体と付き合っていくのは自分です。
だから私は、
「自分の身体のことを、少しずつ自分でも分かるようになる」
ことを大切にしています。
ホームケアも、一緒に考えます
例えば、
- 眠る前にできる簡単なケア
- 肩や首がつらいときのセルフケア
- 暮らしの中で香りを取り入れる方法
- その日の自分に合った香りの選び方
- 忙しくても無理なく続けられるケア
など。
「毎日頑張ってケアしましょう」 ということではありません。
その方の生活の中で、無理なく続けられる方法。
「これならできそう」 と思える小さなケアを、一緒に探していきます。
アロマトリートメントは「90分」だけではない
サロンで過ごす時間は、ほんのひとときです。
でも、その時間の中で、
「最近、少し疲れていたんだな」
「肩に力が入っていたんだな」
「最近、眠りが浅かったかもしれない」
そんなことに気づけたら、 その気づきはサロンを出たあとも続いていきます。
そして、自宅でできる小さなケアをひとつ取り入れてみる。
それを積み重ねていく。
私は、そこにアロマテラピーの大きな魅力があると思っています。
サロンで身体を整える時間も大切。
でも、それ以上に大切なのは、
その後の毎日をどう過ごすか。
身体のことも、香りのことも、暮らしのことも
作業療法士として身体を見てきた経験。
医療や福祉の現場で、人の生活に関わってきた経験。
産婦人科領域で女性の身体と向き合っている経験。
そして、アロマ・インストラクターとして 精油について学び続けている経験。
これらは、私の中では別々のものではありません。
すべてがつながって、 今のGentilのアロマトリートメントになっています。
Gentilが目指しているのは、毎日を整えるお手伝い
トリートメントを受けることがゴールではありません。
自分の身体に気づくこと。
自分のこころに気づくこと。
そして、自分に必要なケアを選べるようになること。
そのためのきっかけとして、 Gentilのアロマトリートメントがあればいいと思っています。
女性も、男性も。
頑張っている人も、 少し疲れて立ち止まりたい人も。
一人ひとりの「その人らしい毎日」に寄り添いながら、 これからもケアを届けていきたいと思っています。
自分の身体を大切にすることは、
自分の毎日を大切にすること。
毎日のちょっとした積み重ねが
未来のこころとからだをつくります🌿