🌿 医療現場で感じたアロマテラピーの可能性
〜利用者様だけでなく、支える人の心にも寄り添うために〜
私はこれまで作業療法士として、医療や介護の現場に携わってきました。
利用者様や患者様と関わる中で感じていたのは、身体の機能だけではなく、その方の気持ちや生活環境も健康に大きく影響しているということです。
リハビリでは身体機能の回復を目指しますが、不安や緊張が強いと意欲が低下してしまったり、本来の力を発揮できなかったりする場面もありました。
そんな経験を重ねる中で、私はアロマテラピーに大きな可能性を感じるようになりました。
🌿 アロマテラピーは心に寄り添うケア
アロマテラピーは病気を治すものではありません。しかし、香りを通して心を落ち着かせたり、気分転換につながったり、心地よい時間を提供したりすることができます。
その可能性は患者様や利用者様だけに向けられるものではないと感じています。
医療や介護の現場では、日々多くの責任を抱えながら働くスタッフの皆さまも、心身ともに大きな負担を抱えることがあります。
私自身、作業療法士として働いていた頃、忙しい毎日の中で気持ちを切り替えることの難しさを感じることがありました。
そんな中で香りは、ほんのひとときでも気持ちを整え、自分自身を労わるきっかけになる可能性を持っていると感じています。
患者様や利用者様へのケアだけでなく、支える側のスタッフにとっても、アロマテラピーは心地よい環境づくりの一助になるのではないでしょうか。
🧠 認知症ケアとアロマテラピー
先日、『福岡を元気にするラジオ』でパーソナリティーを務めるなかじさんの番組「介護の誤解」にゲスト出演させていただき、「認知症とアロマテラピー」をテーマにお話しする機会をいただきました。
認知症の方への関わりにおいても、香りがきっかけとなって昔の記憶や感情が呼び起こされたり、穏やかな気持ちにつながったりすることがあります。
もちろん、アロマテラピーが認知症を治すわけではありません。しかし、その方らしさを大切にしながら、安心できる時間や心地よい環境づくりを支える手段の一つになり得ると考えています。
✨ これから目指したいこと
私はアロマテラピーを「治療の代わり」ではなく、 「その人らしい暮らしを支えるための一つの選択肢」 だと考えています。
作業療法士として現場で学んだ経験があるからこそ、アロマテラピーもまた、その方の生活や気持ちに寄り添うことができる自然療法の一つだと感じています。
これから私は、施設や地域の中でアロマテラピーを活用できる場を少しずつ増やしていきたいと思っています。
そして、利用者様や患者様はもちろん、支えるスタッフの皆さまにとっても、アロマテラピーが心地よい環境づくりの一助となるよう活動を続けていきたいと思います。
🎙 ラジオ出演のお知らせ
『福岡を元気にするラジオ』内の「介護の誤解」にゲスト出演し、「認知症とアロマテラピー」についてお話ししました。
ラジオをお聞きになりたい方は、ぜひこちらからご視聴ください。