疲れているのに眠れない日に、香りで整える夜時間
「今日は疲れているはずなのに、なかなか眠れない」
そんな夜はありませんか?
40〜50代の女性からも、
- 布団に入っても眠れない
- 夜中に何度も目が覚める
- 朝起きても疲れが残っている
といったご相談をいただくことがあります。
睡眠のお悩みというと、
「考えすぎているから眠れない」
と思われがちですが、それだけではないこともあります。
眠れない理由は“考えすぎ”だけではありません
日中は仕事や家事、家族のことなどで忙しく過ごしていても、夜になると急に頭が冴えてしまう。
そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。
もちろん考えごとが影響することもありますが、実際には身体が休む準備に切り替わっていない場合もあります。
特に更年期前後のゆらぎを感じやすい40〜50代は、心身の変化によって睡眠に影響を受けやすい時期でもあります。
夜になっても交感神経が切り替わりにくい状態
私たちの身体には、活動するときに働く交感神経と、休息するときに働く副交感神経があります。
本来であれば夜になるにつれて身体は休息モードへ向かいます。
しかし、
- 情報が多い毎日
- スマートフォンの使用
- 仕事や家庭での緊張
- 将来への不安
などによって、夜になっても交感神経が優位な状態が続くことがあります。
身体は疲れているのに眠れない。
そんな時は、「眠れない自分が悪い」のではなく、身体がまだ休む準備を続けている状態なのかもしれません。
夜におすすめの過ごし方
眠るために頑張る必要はありません。
まずは「休む準備」をすることが大切です。
- 寝る1時間前はスマートフォンを見る時間を減らす
- 照明を少し落として過ごす
- 温かい飲み物で一息つく
- 深呼吸を意識する
そんな小さなことでも、身体に「休む時間ですよ」と伝えるきっかけになります。
香りを使うタイミング
アロマテラピーを取り入れる場合も、眠る直前だけでなく、眠る準備の時間に香りを使うのがおすすめです。
- 入浴後
- 読書の時間
- ストレッチをする時間
- ベッドに入る30分ほど前
ティッシュやアロマストーンに香らせて、ゆっくり深呼吸するだけでも、夜の切り替え時間をつくることができます。
大切なのは、
「眠らなきゃ」ではなく、
「休む時間をつくろう」という感覚です。
夜時間に人気の香りたち
マジョラム
張りつめた気持ちが続いている時や、頑張りすぎている時に選ばれることが多い香りです。
どこか温かみを感じる香りで、ゆったりとした夜時間に寄り添ってくれます。
ラヴィンツァラ
すっきりとした中にもやさしさがあり、深呼吸したくなるような香りです。
疲れがたまっている時にも好まれる方がいらっしゃいます。
イランイラン
甘く華やかな香りが特徴です。
忙しい毎日で緊張が続いている方が、「少し肩の力を抜きたい」と感じる時に選ばれることがあります。
マンダリン
やさしい柑橘の香りで、夜でも使いやすいと感じる方が多い精油です。
気持ちをゆるめたい時にも人気があります。
プチグレン
柑橘系の爽やかさと落ち着きを併せ持つ香りです。
考えごとが続いている時に、気持ちを切り替えるきっかけになることがあります。
香り選びで一番大切なこと
精油にはさまざまな特徴がありますが、香りの感じ方には個人差があります。
誰かにとって心地よい香りが、自分にも合うとは限りません。
「この香りが好き」
「なんだか落ち着く」
そんな感覚を大切にして選ぶことをおすすめしています。
植物療法は、無理に合わせるものではなく、その時の自分に合うものを見つけていくものでもあります。
眠れない夜こそ、自分を整える時間に
眠れないことに焦るほど、身体は緊張しやすくなります。
まずは眠ることを目標にするのではなく、
「今日は少し休もう」
そんな気持ちで、自分をゆるめる時間をつくってみてください。